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環境活動

日本マイクロニクスは、企業活動において地球環境への配慮が重要であるとの認識のもとに、資源およびエネルギー使用量の低減、廃棄物の削減、リサイクルの促進、化学物質の適正管理など、
地球環境保全活動を継続的に実施しています。

当社のエネルギー使用量

当社は国内の事業所すべてのエネルギー使⽤量を把握し、エネルギー消費原単位 の削減に取り組んでいます。

2023年のエネルギー使用量は、夏場の平均外気温上昇による空調負荷や生産設備の増設等により、前年との比較において17.2%増加していますが、2019年から2023 年の5 年間平均でのエネルギー消費原単位では11.1%削減することができました。

今後も引き続き温暖化防⽌に向け、原単位の削減を推進するとともに、省エネに取り組んでいきます。

※1:エネルギー消費原単位︓エネルギー効率を表す値。この値が⼩さい程、⽣産効率の上昇を⽰し、省エネルギー化され、温暖化防⽌へ寄与します。(当社原単位は、エネルギー使⽤量と⽣産数で算出しております)

 
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 エネルギー消費原単位
年平均増減率
(2019-2023年) ※2
エネルギー使用量
(kl)
5,031 5,279 5,449 5,792 5,885
エネルギー原単位
(kl/unit)
150.6 104.2 81.09 80.17 93.98 -11.1%

※2:エネルギー消費原単位年平均増減率(%)︓前年エネルギー原単位を100%とし、毎年の原単位割合の平均値を⽰したもの

        
       

化学物質の適正管理

使用する化学物質は各法規制に則り適正な管理をしています。
化学物質の導入前にはリスクアセスメントにて人体への危険性を評価し、リスクに対する措置を実施しています。

また、薬品登録制度を設け、使用部門ごとに適用する法規制や使用量を管理しております。
これらは当社の順守評価手順に従い、確実に対応しています。

排水処理装置

日本マイクロニクスの青森工場では、製造工程で排出される排水が環境へ負荷を与えないように、排水処理装置を導入しており、凝集沈殿等プロセスを経た処理水を下水へ放流しています。

また、プローブカードの生産には金などの貴金属が使用されるため、排水からこれらを回収し、リサイクルをおこなっています。

その他にも、青森工場のプローブカードを製造しているクリーンルームでは、自然の外気を利用するクーリングシステムを採用するなどの工夫をおこなっています。
こうした最新システムの導入によって、これまで当社が採用してきたシステムと比較して、環境負荷の低減ばかりでなく、経費の削減も実現しています。

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