エンジニア
大分勤務
技術部所属
工学部応用化学科卒（専攻：化学系）
2016年入社
2022年取材
半導体の可能性に惹かれ、半導体を支える仕事を志す。化学出身だが、日本マイクロニクスに活躍の場を見出す。
マルチなエンジニアを目指し、 半導体の進化を先取りする最先端の製品開発に挑む。
地元で半導体関連の仕事に取り組める。
様々な分野の人たちが活躍する会社。
社会に出たら、ものづくりの領域で、自分の専門性を活かしたいと思っていました。ただ特に業界のこだわりはなかったので、就活ではいろいろな会社を見て回りました。
そんな中で出会ったのが半導体業界で、半導体が現代の社会において不可欠なものだということを理解しました。
合同説明会で日本マイクロニクスを知り、地元の大分で半導体に関するグローバルな仕事に関われる可能性があると考え、選考を受けてみることにしました。自分の専攻の化学は日本マイクロニクスの事業領域とは若干畑違いなのかなと思っていました。でも話を聞いてみると物理や機械だけではなく幅広い専門の方々が活躍していることがわかり、ここで働きたいと強く入社を希望するようになりました。
高性能な半導体を検査する
プローブカードの開発に取り組む。
現在私は、プローブカードの開発に携わっています。
プローブやプローブを実装するヘッドの設計から評価、改良までの開発業務のほか 、製造歩留りのさらなる向上を目指し、
プロセス改善にも取り組んでいます。
プローブカードは、モバイルや車載向けなど高性能で非常にサイズの小さい半導体を検査する検査器具です。微細なサイズの半導体を検査するため、プローブの間隔が非常に狭く、開発には高い技術が求められます。私は、その開発において設計から評価・改善・プロセスへの落とし込みを行い、お客さまに量産化に移行して問題ない、という認定を受ける段階までを担当しています。
入社して間もない頃は指示された仕事に取組み、電気や回路などの技術を学ぶことで精いっぱいの日々でした。3年目に入るくらいから、プロセスを一貫して担える、マルチなエンジニアにることを目指し始めました。これは、一連の作業を全て一人で網羅できるようになれば、いろんな角度から業務を考えられるようになるためです。
今はプロセス全体を見て設計ができるようになりました。
教えを乞うだけでなく、自分で学ぶ。
まずは、どうすべきか自分で考える。
電気、回路など仕事で必要な知識は、周りの先輩に教わることは可能です。しかしある時、教わっているだけでは自分の中に知識や技術が残っていかない、ということに気がつきました。それからはweb上の情報を集めたり技術の書籍を買って勉強したり、知識や技術を自ら蓄積することを心がけるようになりました。
不具合への対処、要求された仕様を満たすための方法を見出すことにおいても、似たような状況があります。先輩・上司に相談すると、まずは自分で考えてみるように促されたので、対処をある程度自分で考え、先輩・上司には「私はこうしたほうがいいと思うんですけど、どう思いますか？」という相談をするようになりました。
おかげで、今ではある程度のことなら自分で対処できるだけの技術と知識を身につけることができました。
時代を先取りする半導体業界。
常に新たな挑戦を続ける環境で
成長していきたい。
プローブカードの開発では、ピン同士の間隔が非常に狭い上、高温、高周波、高電流など、製品に求められる条件が増えています。それに伴い設計の難易度もどんどん上がるため、進化の速さに対応することが求められます。1か月でもう次の仕様にとってかわられる、ということもよく起こります。そのため、常に先を見越し、開発しながら改良もおこなっています。
常に新しいものをつくることは大変ではありますが、いろんな知識を得ることができるので楽しいですし、様々な意見をもらいながら新たなことにチャレンジをさせてもらえる、とてもいい環境です。
入社7年目となり、知識やできることが増えて、責任感をもってプロジェクトに関わっていけるようになりました。そうした中で達成感を感じるのは、開発にかかわった製品の品質が評価され、実用化された時です。今後は、人に教えられるように技術を磨き、マルチなエンジニアを目指したいです。
ある1日のスケジュール
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8:45
出社
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9:00
評価
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10:00
会議
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12:00
昼食
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13:00
評価
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16:30
会議
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19:00
退社
仕事をおもしろくするためには、言われたことをそのままやるのではなく、もっと良い方法はないか、別の手段はないか、
と考えて行動することが大事だと思います。
時には上司と議論になることもありますが、その場だけのことで引きずることはありません。
就活では分野にこだわり過ぎず、視野を広げていろいろな会社にアプローチしてみてください。
私のオススメ in 大分
大分TLは自宅から車で20分くらい。通勤時間が短く、車で通えるので楽です。仕事帰りにはジムに行ったりもします。
休日にはショッピングのために車で博多まで出かけることもあります。
※記事・所属部署は取材当時のものです。
