introduction

「風通しが良く、自分の意見を言いやすい」。日本マイクロニクスで働く社員の多くが、自社の良いところをこう表現します。
このページでは、若手社員の3人の座談会を通じて、当社の雰囲気をお伝えしたいと思います。
また、それぞれの社員が生活する拠点の様子についても、あわせてお伝えします。

members

  • Sさん

    開発担当

  • Iさん

    生産技術担当

  • Nさん

    営業担当

それぞれが、日本マイクロニクスを選んだ理由

  • Sさん

    私は化学専攻だったので、就職活動を始めた頃は化学系のメーカーや食品メーカーなど、ダイレクトに専攻が活かせる企業ばかりにアプローチしていました。ある時、大学の先生が「地元(当時は大分)で技術者として、専攻を活かすならこんな企業もいいよ」と教えてくれたのが、日本マイクロニクスだったんです。
    会社説明を聞く中で、プロセス開発においては化学の知識が必要だとわかり、実際に活躍している化学系出身の先輩も少なくないと聞いて、だんだんと入社したいという気持ちになっていきました。最終的には、電子機器メーカーの方がより化学の知識が重宝されるため、活躍の場が多いのではないかと考え入社を決めました。

  • Iさん

    私も大学では材料工学、大学院では超伝導を専攻していたので、半導体に関わりのある分野の専攻ではありませんでした。私の場合は、学内での合同説明会に日本マイクロニクスが参加していて、半導体の検査機器を作っている企業と知り、面白みを感じたことがきっかけでした。
    学校の講義でも、半導体が社会を進化させ得る可能性の大きさは学んでいました。説明会では当社が半導体業界を支える大きな役割を担っていること、そして高い技術力を有することを知りました。また、当社は私の地元・青森ではかなり存在感のある企業でもあり、入社を決意するに至りました。

  • Nさん

    私の場合は、初めから半導体業界に興味を持っていました。正直、プローブカードがどんなものかを正確に理解できていたわけてはなかったのですが、国内外で活躍している会社であり、高い技術力を持っていること、そして面接官をはじめとした社員の人柄に惹かれ、入社を希望しました。面接では、私が文系であることや福祉というちょっと特殊な分野について学んでいることについて「コミュニケーションのスキルなど、必ず当社で活かせるものがある」と評価してくださったことが印象的でした。
    大学での学びを通じて、子供から高齢者、地域など様々な人たちとコミュニケーションを積み重ねることで身につけた、"相手に合わせたコミュニケーション"のスキルは、入社して実際に働いていく上で確かに活かせているな、というのが私の感想です。

  • Sさん

    私も研究そのものが直接活かせているわけではないけれど、研究を進めるために必要な分析の手法や、仮説立案から実験・検証・評価といった研究プロセスの経験など、今仕事に活かせている学生時代の学びはある、と思いますね。

  • Iさん

    同感です。私も、構造物の強度をどう計算するかとか、材料に関する知識とか、研究の基礎となるものが活かせていますね。

現在の仕事と、そのやりがい

  • Nさん

    プローブカード、パッケージプローブといった当社の製品を国内のお客さまに販売する営業を担当しています。車載半導体やカーナビ、あるいは白物家電などに使用する半導体の製造メーカーがお客さまです。
    お客さまと製品の仕様について打ち合わせをし、仕様の実現に向けて設計や製造など社内の技術者と相談し、見積や仕様書を作成して提案する、というのが一連の流れです。契約が決まれば納期管理やアフターフォローなどもおこなっていきます。

  • Sさん

    入社してからはプローブカードに使用する多層配線基板の製造プロセス改善や、基板の新規開発に取り組みました。試作段階から量産化まで、製品開発の一連のプロセスを成功させたことを評価していただき、その後、重要なプロジェクトにも最年少メンバーとして参加させてもらいました。
    若くても、会社にとって重要な取り組みに起用されたりするのは、当社の特徴かもしれませんね。仕事を通じて成長することもできたと思っています。

  • Nさん

    仕事を通じての成長といえば、製品や技術の知識がついたことで、入社間もない頃と比べるとお客さまからの問い合わせに対する回答や、案件の進行などのスピードが格段にアップしましたね。それから、私が所属している営業所の中でも大口のお客さまを任されるようになったことをきっかけに、いかに利益を出すかということを考えるようにもなりました。提案する際は社内外のたくさんの人にかけ合います。協力を得たり、教えていただいたりしながら進めた契約に成功したときには、関係者の努力に報いることができたという喜びとやりがいを感じます。もちろんお客さまに対しても、提案を採用していただいたことに対し、製品の性能という面で恩返しができるわけですから、こちらもやりがいを感じます。

  • Iさん

    入社して間もない頃は、製品の不具合の種別ごとにその発生を未然に防ぐための分析業務をおこなっていました。現在は、お客さまの要望をもとに構造設計や回路設計、そして工程計画の立案や製作上の注意点の洗い出しなどを取りまとめる、生産技術的な役割を担っています。以前と比べると、仕様を検討する際の選択肢の数が非常に増えたこと、そして当社の製品がお客さまごとに仕様が異なり、いわば特注品のような製作工程になることから、仕事の難易度はだいぶ上がりました。
    それだけに、お客さまがプローブカードの発注にあたってコンペを実施した際、競合を抑えて設計を担当した製品に大量発注をいただけた時には、嬉しさとやりがいを感じました。

  • Nさん

    へえ、それはすごいですね!

  • Iさん

    製品そのものの仕様にこだわっただけではなく、国内外の納品先の違いに応じた部材の手配や出荷時の荷姿に至るまでお客さまのニーズに合わせて対応しましたので、手間はかかりましたが結果が出て嬉しかったですね。

働く環境、仲間との関係など

  • Nさん

    当社の良さとして、「風通しの良さ」を挙げる人が多いようですが、私も同感です。特に青森は営業所が工場に併設されているので、製造や設計、品質保証など技術系の担当者と直接会って話ができます。電話やメールですと、相手が忙しい時には回答を得るのに時間がかかってしまうこともありますが、直接会話しに行けるのですぐに問題を解決できます。

  • Iさん

    全くその通りですね。私は大分ですが、技術チームはワンフロアで、疑問や相談があればすぐに直接話ができる環境です。それに、当社は相談しやすい気さくな方ばかり、というのも大きいですね。だから、自分が起案した資料に注意すべき視点が抜けていた時などもすぐに指摘をいただき、対処ができるので業務の効率が良く、生産性を高められる環境だと思います。他にも、チューターの方が業務のやり方だけでなく、他部署の方との人間関係を繋いでくれました。

  • Sさん

    そうした指摘も、きちんと根拠を添えて説明をしてくれるので、納得しやすいですよね。こちらの考えにも、親身に耳を傾けてくれます。
    人間関係という観点では、私の場合数回異動がありましたが、それぞれの異動先で一緒に働いていた方たちは今でも気軽に相談に乗ってくださる関係性です。社員の人柄も、良好な人間関係の要因でしょうね。

  • Nさん

    私もそう思います。お客さまのご要望を実現するために様々な人に相談やお願いをしていますが、「君の案件はいつも難題ばかりだね」と軽く私をいじりながらも、実現に向けて努力してくださいます。だから、絶対に成功させようという気になるんです。

  • Sさん

    「環境」という意味では、青森は自然も多いし、新幹線が通っていて空港もあるので、旅行にも行きやすい土地なんです。なんといってもねぷたまつりや弘前城の桜まつりの季節には地域が盛り上がりますね。ねぷたまつりには、当社は社員一丸となって参加しています。山車や演奏など演出には力強さを感じますので、ぜひ一度見てほしいですね。

  • Iさん

    今は大分勤務ですが、青森出身で青森勤務も経験があるのでよくわかります。祭りが近づくと、みんなの目の色が変わってくる、みたいな(笑)。
    それはさておき、青森は自然も多くてスポーツのスポットがたくさんあり、りんごだけではなくおいしい魚介類もあるので生活もエンジョイできると思います。ただ、ゴルフに関しては雪に閉ざされる冬が…。その点、大分は年間を通じてプレイできます。地鶏もおいしいですし、熊本や博多にも、車なら2時間程度で行くことができます。

  • Nさん

    私は社会人になってはじめて青森で暮らすことになったのですが、車があれば生活には不自由しないことに驚きました。休日はドライブに出かけてリフレッシュする機会も多くなりましたね。おいしいものが多く、煮干しラーメンも有名でよく食べています。

今後の目標

  • Sさん

    私は、将来はマネジメントをできる立場を目指したいと思っています。また、英語を使う機会が少なくないので、英語力を磨き、的確に考えを伝えられるようにしていきたいですね。

  • Iさん

    使用する部品の選択や導入する技術などを含め、これまで取り組んでいなかった新しいことに挑戦して、当社の技術のレベルを引き上げることに貢献したいです。そうした開発業務を通して、次のステップである新しい開発項目の立案ができるような人材になりたいと考えています。

  • Nさん

    経験を積んで、どの製品でも適切な提案ができる実力を身につけたいですね。
    営業の幅を広げ、どんな案件でも任されるような存在になりたいです。

message

  • Sさん

    就活では、業種や職種を早い段階で絞りがちですが、まずは世の中にはどんな職種や業種があるのかを知ることが大事だと思います。私たちの生活を支える様々なモノの存在、それをつくり出している会社、そうしたことを知ることで視野が広まり、新たな発見があるはずです。就活という、またとない機会を楽しんでください!それから、当社は女性のエンジニアも多く、チームを率いる立場の人も少なくありません。制度面も含めて、女性が働きやすい環境だと思います。

  • Nさん

    まだ、自分が何をしたいか決まっていない人も多いはずです。そんな方は、自分の身の回りを眺めてみてください。スマホや車、そのほか生活に欠かせないモノに搭載されているのが半導体、その半導体づくりに欠かせない検査器具がプローブカードです。
    社会と生活を支えるプローブカードを、私たちと一緒に販売しませんか?

  • Iさん

    興味がない授業や講義についても疑問を持つ、つまり学びに対して積極的な姿勢を大切にしてください。今は使わない知識でも、いずれ必要となる日が来ることもあります。「いつか、この学びを活かすときがくるはず」と考え、勉強に励んでいただければと思います。

※所属部署は取材当時のものになります。

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